◆立ち直るきっかけとなる場所
カサンドラ・サポートセンターでは、カサンドラ症候群に苦しんでいるあなたのお話を、似たような経験を持つ安喜蓮華が、1対1でじっくりと聴かせて頂きます。
これまで誰にも理解してもらえなかった辛さや苦しみを、遠慮なく吐き出して下さい。
夫や義理の両親に対する不平・不満、子どもに対する思いなども、すべて打ち明けてください。
「こんなことを話したら、軽蔑されるかも…」なんて心配は無用です。
積年の恨みも、溜まった毒も、全部ひっくるめて吐き出して大丈夫です。
安喜蓮華は、あなたがカサンドラ症候群によって失ってしまった自信を回復し、再びあなたがあなた自身の人生を取り戻すために、全身全霊を傾けて全力でお手伝いさせて頂きます。
◆カウンセリングとは?
ご存知だと思いますが、「カウンセリング」は、具体的なアドバイスを与えてくれる場所ではありません。
自分の話を否定されずにカウンセラーに聞いてもらうことによって、自分自身の気持ちを徐々に整理していく場所なのです。
つまり、カウンセラーが解決策や答えを与えてくれるわけではなく、ご自身の力で解決策や答えを探し出すためのサポートをするのがカウンセラーなのです。
とはいえ、私たちがイメージする「カウンセリング」は、「専門家から的確なアドバイスを受けられる場所」ではないでしょうか?
しかし、カウンセリングの主軸となっているのは、あくまでも「傾聴」なのです。
自分ひとりの力では心が整理できなくなってしまった(人生の迷路にはまりこんでしまった)ときに、自分の気持ちを本当に理解してくれる人に話を聞いてもらうことによって、自分自身の力で自分の人生を歩み直すきっかけを得られる…というのが、カウンセリングの効果なのです。安易にアドバイスを与えてしまうようなカウンセラーは、あまり信用しない方がよいかもしれません。
したがって、安喜蓮華が行なうのは、基本的に「傾聴」になります。
私自身、人生の軌道修正をする際、よき理解者に「傾聴」してもらうことによって、自分の中ではっきりと自分が進むべき方向が定まった…という経験をしています。何のアドバイスも受けませんでしたが、自分の中から答えが湧き上がってくるというか、確信が得られるというか、そういった経験をしたことから、私は「傾聴」の持つ力に確信を持っています。
◆一体これからどうすれば‥
「これまでの結婚生活上の問題は、夫の発達障害特性が原因だった」ということがわかったとはいえ、「これからどうやって一緒に暮らしていけばよいのか…」「夫とうまくコミュニケーションをとるにはどうすれば…」など、あなたが悩んでおられることについて、私も長い間悩みました。
カサンドラ症候群に苦しんでいる妻たちは、「出来ることなら、夫婦が協力して現状を改善し、何とか結婚生活を維持したい!」と心から願っているんですよね。
しかし、ご存知のように、発達障害特性の“根っこの部分”は同じであっても、特に大人の発達障害の場合は、その人が持って生まれた性格や育った環境によって、現れる症状は千差万別です。したがって、どれだけ多くの専門書を読もうと、専門機関で相談しようと、残念ながら「これが正解!」という答えなど見つからない…というのが現実です。つまり、私にとって“最善の方法”が、あなたにとって“最善の方法”になるとは限らないのです。したがって、私はあなたが求めているような「的確なアドバイス」を与えることはできませんが、
あなたのお話に謙虚に耳を傾け
あなたに共感し
あなたの自己肯定感を再構築し
あなたがあなたの人生を歩み直すきっかけを探すお手伝いをする
ために、あなたとの時間を共有したいと心から願っています。
私自身の経験から申しますと、こちらがどれほど発達障害に関する理解を深め対応方法を変えようとも、発達障害特性を持っている本人(夫)の歩み寄りがない限り、残念ながら状況は期待するほどには改善しません。
したがって、たくさんの専門書にも書かれているように、
Ⅰ 相手の特性を受け入れ、(我慢しながら)一緒に暮らし続ける
Ⅱ (相手の特性を受け入れ続けるとこちらの心の病がひどくなるので)別居する
Ⅲ 離婚する
の3パターンが王道の選択肢になると思います。
※たとえ、夫に発達障害の診断がついたとしても、夫が診断結果を受け入れないこともありますから、それが解決の糸口になるとは限らないのです。
どの選択をするのか?
結局のところ、今後の自分の人生を決めるのは、自分しかいないと思います。
恐らくほとんどの方が、「私(妻)が夫の特性についてこれだけ勉強して歩み寄ろうと努力しているのだから、夫も夫自身の特性について学び、家庭内で生じている様々な問題の原因が自分の特性にあることを理解し、自分の行動を改善する努力をしてくれた上で、これまで通りの結婚生活を継続したい」と思っておられるのではないかと思います。
実際私も、長い間そう思っていました。しかし、相手を変えようと思っても、それが如何に無理難題なのか、私たちはこれまでの結婚生活で嫌というほど思い知らされてきたのではないでしょうか。
そもそも、自分自身を変えることすら、容易なことではありませんから…。
それでも、相手を変えるよりも自分を変える方が簡単なのです。
◆まずは、ここから
私が皆さんにお勧めしたいのは、まず、結婚生活を送っている間に失ってしまった“自己肯定感”を回復すること。
自分に対する不信感を払拭し、自分を責めることを止め、自信を取り戻すことができれば、私たちは前を向くことができます。
結婚前の“本来の自分”を取り戻し、自分自身の人生を再び歩み始める決断をすることができるようになります。
そのための第1ステップとして必要なのは、心に鬱積してしまったたくさんの苦しい思いを吐き出すことと、“共感”を得ることです。
そうすることによって、こんがらがった自分の心を整理できるようになってきます。
そのうえで、「自分たち夫婦にとっての最善の道」をお探しになるとよいでしょう。
いま、カサンドラ症候群の真っただ中におられる方にとっては、私の話は信じられないかもしれません。
「そんなことくらいで、グチャグチャにこんがらがった自分の気持ちが何とかなるはずがない!」と思われるかもしれません。
しかし、もし「現状から抜け出したい!」という気持ちが少しでもおありなら、気軽にカサンドラ・サポートセンターを訪れてみて下さい。今すぐご家庭の状況を変えることは難しくても、あなた自身の考え方を少し変えるだけで、息もできないような重苦しい日々の生活が少しでも楽になるのなら、毎日が随分と違ってくるのではないでしょうか。
『一生太らない食べ方』 から抜粋 作家・医師 米山公哲 著
*決断を下すことでストレス解消
「自分ではどうにもならない」状況だからこそ、長期のストレスとなるのですが、それでもどこかでなんとかして終わらせなければならないところにこの回避の難しさがあります。
たとえば、多額の負債を抱えて首が回らなくなっているケースを考えてみましょう。
いろいろなつてを頼るも万策尽き、どうにもならなくなったとします。(略)
ここでの最終的な解決法は、自己破産しかありません。
しかし、自己破産するといろいろと社会的な制約を加えられることを心配したり、世間体が気になったりして思い切った行動を取れないということがあります。
何かを失うことを恐れて、何も手が打てない状態が延々と続くわけです。
しかし、最終的には決断する以外にストレスを回避する方法はありません。(略)
いちばんまずいのは、強いストレスを抱えたまま放っておくことです。(略)
そうした状況において自分で自分を守るためには、最終的にはなんらかの決断を下さなくてはなりません。
決断を下すことが最も有効なストレス回避の方法なのです。
どのような結論が出るにしろ、よくなろうと悪くなろうと、ストレスを回避するためにはとにかく決断するということが避けられません。
何もしないで悩みつづけることは決してよい結果にはつながらないのです。
ストレス回避のためには、最後の最後で決断することがどうしても欠かせません。
とはいえ、なかなか自分ひとりで決断できないこともあります。
そんな場合は、ひとりで思い悩んでいるのではなく、誰かにアドバイスを頼んでもよいのです。
友人でもいいし、専門家でもいい。
とにかく、第三者が間に入ることで決断を促されることが好ましいのです。
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